ASTON MARTIN

PERFORMANCE パフォーマンス

優れたスポーツカーに必要とされるのは優れたエンジンです、エンジンはどんな高性能マシンをとってもその中核を成すものです。
DB9の場合パワフルで洗練されたアルミニウム製6.0リッターV12エンジンが搭載され、最大出力350kW(470 bhp)、最大トルク600 Nm (443 Ib ft)を発生します、その結果出力対重量比は199kW/トン (267 bhp/トン)と、クラス最高レベルの数値を達成しています。
ずば抜けた性能を持ちながらも実用的です、最高速度は306 km/h (190 mph)、加速性能は0-62 mphにオートマチック車では4.8秒、6速のマニュアル車では4.8秒を実現しています。
このように圧倒的な数値とスロットルの瞬時のリスポンスにも関わらず、DB9はリラックスした快適な走りを提供します。
このV12エンジンが誇るトルクの8割をわずか1500 rpmから発生します、中速域の性能は特に目を見張るものがありエンジン速度やギアにほとんど関係なく、即座に追い越しに必要なパワーが得られます。
アストンマーティンの車はこれまで純血のサラブレジドという異名を与えられてきましたがDB9も例外ではありません。

6.0リッターV12エンジンは最も洗練されたエンジン音を響かせると称されてきました。
エキゾーストは単に効率性を発揮しているだけではなく心地良い音色を奏でています。
急加速時エンジンは勝ち誇ったように咆噂します。
巡航走行時にはその響きは静かな旋律に変わり、爽快な世界に誘います。
シフトバイワイヤー技術を採用した6速「タッチトロニック2」のフルオートマチックトランスミッションは従来のギアレバーに代わりダッシュボードに設置されているボタンによって停車、後退、ニュートラル、ドライブのギアを選択する仕組みとなっています。
その結果洗練性がもたらされながらも直感的な動きが可能になります、つまり俊敏で使い易くドライバーの要求に即座に反応することができるのです。
またステアリングホイールの裏側にあるマグネシウム合金製のF1スタイルのパドルを操作すれば、思いのままのギアチェンジを楽しむこともできます。

優れたスポーツカーには見事なハンドリングが要求されます、ドライバーの指令に迅速かつ確実に反応し敏捷性と機敏性を備えていなくてはなりません。
機敏性に求められる軽量化を実現するためDB9のすべての主要な車体部品と機械部品はアルミニウム、マグネシウム合金もしくは先進の軽量複合材で作られています。DB9は車両重量の85%をフロントアクスルとリアアクスルの間に収めた、完璧に均等なフロントリア重量配分となっています。
アルミニウム製のV12エンジンは「フロントミットエンジン」レイアウトとして可能な限り後方に搭載されています、ギアボックスとファイナルドライブを格納するコンパクトなアルミニウム製のトランスアクスルは後部、リアアクスル前方に配置されています。
軽量で剛性に優れたカーボンファイバー製のプロペラシャフトは、鋳造アルミニウム製のトルクチューブに格納され、フロントミッドのエンジンからリアミッドのトランスミッションへとトルクを伝達します。

これによりDB9は絶妙なバランスと安定性を保つことができます。
この結果が卓抜した快適性と高精度を実現した走りを可能にし、ステアリングを通じて豊かにコミュニケーションを図る車となっています。
DB9は多くの電子制御システムを追加して走りを安定させるのではなく、軽量でかつ強靭なボディ構造、完璧な重量配分、最適にチューンされたサスペンションを採用するという車の本質を磨くことで他車を凌駕しています。
DB9は何よりもスポーツGTクラスにおいて、最もゆとりあるドライビング体験が得られることを重視しています。
エンジン音とエキゾーストノートの調和がドライバーの耳を楽しませ、優れた性能と機敏さがドライバーを刺激し、滑らかな感触のステアリングと直線的なコントロールの贅沢な両立がドライバーを魅了します。
DB9が本格スポーツカーでありながら洗練されたGTカーでもある理由は、この優れた性能と高級感の調和にあります。