ASTON MARTIN

engineering エンジニアリング

DB9は技術的に洗練され、綿密に設計されています。
開発プログラムにおいてはイタリアのナルド、米国のデスバレー、スウェーデンの北極圏内など気候の全く違う様々な場所で厳しいテストを重ねてきました、テストでの走行距離は100万マイル(約1,600,000km)を超えています。
設計や技術における革新面は、インストルメントパックとセンターコンソールに採用されているオーガニックエレクトロルミネセンス(OEL)ディスプレイなどに見受けられます。
OELは従来の電子ディスプレイと比較して、解像度と鮮明度が遥かに向上しています。
他に挙げられる革新面はLED(発光ダイオード)テールランプです。
このランプは従来のシステムに比べより強力に投影し敏速に反応するよう設計されています。 プロペラシャフトは特に画期的です。
軽量化と滑らかなトランスミッションを実現するためにカーボンファイバーを採用しています。
デザインにおいてエレガントで特徴的なもののひとつに外側上部に向かって開く「スワンウィング」ドアを挙げることができます。

乗降性が向上し高い縁石にドアをこすって損傷することを防いでくれます。
DB9は超音波容接を採用したパイオニアでもあります。
超音波溶接は従来のスポット溶接よりも90%強度が高まり仕上がりも良い反面、わずか5%のエネルギーしか消費しません。
アストンマーティンは航空宇宙産業の技術を応用し、超軽量かつ強靭なアルミニウム構造の開発に成功しました。
このアストンマーティン独自のVH(垂直・水平)プラットフォームによりDB9は自動車業界において構造的に最も効率の高いボディーフレームを備えています。
その極度に高い剛性によりハンドリング、ドライバーへのフィードバック、安全性の向上に貢献しています。
他のどの部品よりもこの先進アルミニウム構造がDB9に驚異的な機敏性、レスポンス、そして全般的な車両特性を与えているのです。
しかしボディ構造だけが軽量で頑丈なわけではありません、他の部品も軽量化を念頭において開発されています。
主にアルミニウム製のVI2エンジンとトランスミッション、鍛造アルミニウム製のサスペンション、アルミニウム製のボディーダンパーなどが挙げられます。

ウィンドスクリーンの外枠フレームですら鋳造アルミニウム製であるほか、ドアフレームやインナーパネル、ステアリングコラム、変速パドルはすべてマグネシウム製です。
これらによりDB9は他のGTカーに比べ最高1300 1b (590 kg)も軽くなっています。
これは平均的な成人男性6人の体重と荷物を合わせた重量に相当します、クラス最高の剛性を併せ持つこの軽量ボディは加速性能、機敏性、ステアリングレスポンス、ブレーキ性能、燃費の向上に寄与しています。
これによって実現されるのが著しく研ぎ澄まされたドライビングエクスペリエンスです、軽量化と最適なバランスの実現により優雅な「スワンウィング」ドアの開閉に必要な素早い動きからダッシュボードのあらゆる制御部の手触りに至るまでドライビングエクスペリエンス全体がさらに満足いくものになります。
DB9が実現するドライバーとの一体感かけてなく、路面との一体感も他のスポーツカーではまず味わうことはできません。
DB9におけるアクティブセーフティーヘのアプローチは独自の機敏性とレスポンスの良さから始まります。

軽量かつ高い剛性を誇るボディ構造、ファインチューンされたサスペンションやステアリングは、最新の電子技術によって補完されています。グリップ低下を察知すると、ダイナミックススタビリティコントロール(DSC)や最新のABSブレーキが連動して作動することで、車両を安定させバランスを保ちます。
DBSで最初に採用されたビルシュタイン製のアダプティブダンピングシステムはDB9の標準仕様です。
ダンパーはDB9の運転特性に適合して調整され、快適なドライピンクを実現する「ノーマルモード」とより良いハンドリングやコントロールで完璧な足回りを作り出す「スポーツモード」があります。
それぞれのモードでは5種類の乗り心地・ハンドリング設定が用意されており、常に精密なコントロールが可能です。
システムはスロットル、ブレーキ、ステアリングラックやスピードをモニターするセンサーからの情報によって自動的に設定を選択します。
また電子制御制動力配分システム(EBD)やエマージェンシプブレーキアシスト(EBA)も採用されています。
EBDは前後輪の制動力配分をすることで最適な制動力を確保します。
緊急時にはEBAセンサーが最大制動力の必要性を感知し、自動的に適切な制動力を加えます。