ASTON MARTIN

design デザイン

ラピードはアストンマーティンの押出アルミニウムVH構造を利用して製作されました。
これは柔軟性に富むプラットフォームでデザイナーとエンジニアの可能性を広げます。
航空機産業で使用する化学結合のシステムを利用したため、VHプラットフォームは極度に強固で軽量(DBR9 GT1 レーシングカーおよびアストンマーティンのその他スポーツカーに採用されています)で、高いねじり剛性を備え路上力学と安全性能を高めています。
車体構造は高い強度と低い質量を重視してアルミニウム、鉄鋼、および複合材料の組合せで形成されています。
シャーシは28 kNm/1度のねじれ強度を持つため曲げに対する剛性が極めて高くなっています。
資産とも呼べるこのVHプラットフォームの特性はラピードの長いホイールベースで損なわれることはありません。
ボンネット、ルーフおよびドアの外板にアルミニウムを使用することにより低い重心を実現しています、これらの外板は鋼鉄のボディサイドおよびシートモールディング複合品(SMC)のフェンダーおよび後部ドアと組み合わされています。

ラピードのダイナミクス、高速および低速運転、機械的な信頼性は2年間にわたって実施された過酷なテストプログラムで磨きがかけられました。
この中には有名なドイツのニュルブルクリンクノルトシュライフェでの数干マイルにおよぶテストや、スウェーデン、クウェート、米国、イタリア、オーストリア、スペインの酷暑と酷寒の地におけるテストが含まれています。
ラピードは8個のエアバッグを装備しておりフロントシート用はシートベルトプリテンショナーに呼応して作動する2段階エアバッグと胸部保護のサイドエアバッグです、4枚のドアに備え付けの不燃カーテン(DMIC)はサイドからの衝撃を受けた際、4つのシートに着席している人を熱から守ります。
アストンマーティンはウォリックシャー州ゲイドンに技能およびテクノロジーセンターとして開発工場を設立しました。
オーストリアのグラーツで最新鋭の生産工場が始動することとなりラピードは当社にとっての新時代の幕開けを告げる製品です。
新工場はゲイドンエ場同様、スペース、柔軟性および最新の生産テクノロジーを導入していますが、品質と卓越性にも同様に力を入れ続けています。

新世代のブレーキ制御モジュールはラピードの電子制御システムと組み合わされています、ダイナミックスタビリティコントロール(DSC)、ABS、電子制御制動力配分システム(EBD)およびトラクションコントロール(TC)を連携させることにより、どのような道路状態でも比類のない動力伝達を確実に行います。
ラピードはアストンマーティンで初めて鋳造アルミニウムと鋳鉄を組み合わせたデュアルキャストフローティンクディスクをブレーキに採用しました。
このほかにも緊急時に最大のブレーキ性能を発揮する油圧ブレーキアシスト(HBA)、急ブレーキをかけた際にエンジンスピードにタイヤスピードを一致させ、リアホイールのロックを防止するポジティブトルクコントロール(PTC)が安全システムとして装備されています。
これらの新ブレーキとシステムをABSと組み合わせることにより、ラピードは極めて優秀な制動距離を有しています。
またDSCの介入はドライビングの妨げにならないように調整がなされています。

ラピードにはアストンマーティンで初めてエレクトロニックパーキングブレーキ(EPB)が採用されていますが、これは従来のハンドブレーキ機能を有するだけでなく、それを上回る性能を持ち車内のスペースを広げ人間工学的にも改善がなされています。 EPBスイッチはセンターコンソールに備え付けられており、ドライバーが車を発車させたときに4枚のドアすべてが閉められていれば、EPBを自動的に解除する「ドライブアウェイリリース」機能が採用されています。